FRONTEO、医学論文探索AIシステム「KIBIT Amanogawa」に類似遺伝子・疾患リスト提示機能を追加

■新機能で論文探索・仮説生成の効率化と精度向上を実現

 FRONTEO<2158>(東証グロース)は5月21日、医学論文探索AIシステム「KIBIT Amanogawa(キビットアマノガワ)」のバージョンアップを発表した。今回のバージョンアップでは、遺伝子や疾患を入力すると、類似性・関連性の高い遺伝子や疾患のリストを提示する新機能が追加された。

 この新機能は、AI「KIBIT」がPubMedに掲載されている3000万報以上の論文情報を解析し、入力ワードに対するコサイン類似度の高い順に遺伝子や疾患をリストアップするもの。コサイン類似度は、FRONTEO独自の自然言語処理技術に基づいて算出されるため、PubMed論文に直接的な報告がない遺伝子や疾患もリストに含まれる。

 従来の論文探索では、膨大な量の論文を時間をかけて読み込み、関連する情報を見つけ出す必要があった。しかし、KIBIT Amanogawaの新機能を活用すれば、短時間で効率的に関連する遺伝子や疾患を発見することが可能になる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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