日東紡績が出直り強める、AIサーバー向けスペシャルガラス好調で米半導体株高に乗る

■第2四半期決算ではスペシャルガラスの旺盛な需要などで業績予想を増額修正

 日東紡績<3110>(東証プライム)は12月13日、続伸基調で始まり、取引開始後は6%高の4360円(245円高)まで上げ、12月初につけた2021年以来の高値4640円に向けて出直っている。第2四半期決算ではスペシャルガラスがAIサーバー向けの旺盛な需要などにより伸びているとして通期の業績予想を増額修正しており、NY株式市場での半導体株高を受けて出遅れ感が言われている。

 今期・24年3月期の各利益の予想は、営業利益を従来予想に対し7.7%上回る70億円の見込み(前期比43.4%増)に見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同22.2%上回る55億円の見込み(同98.4%増)に見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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