売れるネット広告社がストップ高、D2C事業に参入へ、オルリンクス製薬の株式を全取得

■D2C事業で多角化を目指す

 売れるネット広告社<9235>(東証グロース)は20日、80円高(16.60%高)の562円まで上げて急反発している。同社は19日、化粧品・サニタリー用品・健康食品などのD2C事業を展開するオルリンクス製薬の株式を全取得し、子会社化することを発表した。事業の多角化とノウハウの拡充を目的としており、2024年2月に株式譲渡を実行する予定である。

 オルリンクス製薬は、2018年に事業参入し、「国内生産」にこだわった独自性のある商品を提供している。代表取締役の北川雅人氏は、広告運用事業で培ったプロモーション戦略のノウハウを持っており、同社の既存事業のサービスの利便性向上にも貢献すると期待される。

 同社は、創業以来健康食品・化粧品業界を中心としたD2C事業者向けにクラウドサービスやマーケティング支援サービスを提供してきた。今回の株式取得は、D2C事業領域に参入することで、事業の多角化と成長を図るものである。本件が今期業績に与える影響は軽微であると想定している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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