アルデプロは自己株消却や業績見通しの大幅増額が注目され連日急伸

株式市場 銘柄

■大型物件の売却に相次いで目途が立ち売上高を前期の2.4倍に見直す

 アルデプロ<8925>(東2)は10月15日、一段高となり、取引開始後に18%高の93円(14円高)まで上げ、今年1月以来、約9ヵ月ぶり90円台を回復した。9日付で未定としていた今期・2019年7月期の連結業績見通しを発表し、12日付では発行済普通株式総数の2.09%に相当する700万株の自己株式の消却を発表。10日からストップ高を交えて連日急伸している。

 自己株式の消却は10月31日付。また、今7月期の連結業績見通しは、大型物件の売却完了や売却決済の目途がたった物件、今期に持ち越しとなった物件の売却交渉が具体化してきたこと、などにより、売上高を272.0億円(前期比2.4倍)、営業利益を22.0億円(同2.0倍)、純利益を10.2億円(前期は11.9億円の赤字)とし、1株利益は3円10銭とした。(HC)

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