ACSL、台湾市場でのドローン販売を加速、XQTIと販売店契約を締結

■画像処理・AIのエッジコンピューティング技術を搭載した自律制御技術が特徴

 ACSL<6232>(東証グロース)は27日、台湾のドローンサービス企業Xiangqi Technology Inc.と販売店契約を締結したと発表。台湾では中国製ドローンの政府調達が制限されており、ACSLの国産ドローンは経済安全保障や環境配慮に対応できるとして注目されている。

■現地企業XQTIと販売パートナーに

 ACSLは、2023年8月4日に、台湾に拠点を置く台灣翔棋科技股份有限公司(Xiangqi Technology Inc.(XQTI))との間で、台湾市場における同社製品の販売に関する戦略的販売代理店パートナーシップに関する覚書(MOU)を締結した。同MOUに基づき、2023年12月27日付で、XQTIと台湾エリアにおける販売店契約を締結した。

 ACSLは、産業分野における既存業務の省人化・無人化を実現すべく、国産の産業用ドローンの開発を行っている。画像処理・AIのエッジコンピューティング技術を搭載した最先端の自律制御技術と、同技術が搭載された産業用ドローンを提供している。インフラ点検や郵便・物流、防災などの様々な分野で採用されている。

 XQTIは、ドローンアプリケーションのリソース統合及びプロジェクトの実現可能性評価サービスを提供する企業である。台湾市場での展示会出展や顧客へのデモンストレーションを通じて、ACSLの産業用ドローンの性能や用途を紹介している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る