ルーデンHDは36%高の後17%高、29日の売買を最後に上場廃止だが年末特有の「モチ代稼ぎ相場」活発の様子

■業績は黒字化傾向、将来的な再上場への期待もある様子

 ルーデンHD(ルーデン・ホールディングス)<1400>(東証グロース)は12月28日、朝寄り後に36%高の169円(45円高)まで上げたが午前10時を過ぎては17%高の145円(21円高)前後で売買され、一時9か月ぶりに160円台を回復したが売買交錯となっている。12月30日付での上場廃止(売買できるのは29日まで)を11月末に開示済みで、リスキーな銘柄だが回転売買で短期の値幅を狙う投資が衰えない展開になっている。年末特有の「モチ代稼ぎ相場」の流れに合致するとの見方もある。

 上場廃止の事由は「内部管理体制確認書の提出前で、内部管理体制等について改善の見込みがなくなったと当取引所が認める場合に該当するため」。ただ、業績推移は2022年12月期以降、黒字化し始めており、買いを入れる投資家の中には将来的な再上場に期待を込める向きもあるもようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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