日本郵船と商船三井が高値を更新、イランが紅海に駆逐艦を派遣と伝えられ再び紅海航路回避、運賃上昇など連想

■昨年末は船を襲ったボート3隻を米軍が撃沈と伝わり緊張高まる

 日本郵船<9101>(東証プライム)は1月4日、急反発となり、g全9時半過ぎに9%高の4777円(406円高)まで上げて5取引日ぶりに実質的な上場来の高値を更新し、午前10時を過ぎても7%高の4700円前後で活況高となっている。

 昨2023年末に中東・紅海でコンテナ船を襲った小型ボート3隻を米軍が撃沈したと伝えられ、1月2日にはイランが紅海に駆逐艦を派遣と伝えられたため、再び船舶の紅海航路回避、航行長期化による船不足、運賃上昇などに連想が至ったとみられている。商船三井<9104>(東証プライム)も高値を更新。川崎汽船<9107>(東証プライム)も出直りを強めている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■GHG排出量削減に貢献  東洋製罐グループホールディングス<5901>(東証プライム)グループの…
  2. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  3. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…
  2. ■GW市場動向と投資家心理  『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季…
  3. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  4. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る