北陸電気工事も急伸、能登の地震災害を受け復興関連株として期待集まる

■第2四半期決算は予想を下回ったが通期の予想は据え置く

 北陸電気工事<1930>(東証プライム)は1月4日、買い気配の後ストップ高の1322円(300円高、29%高)で始まり、実質的な上場来の高値を約8年ぶりに更新した。その後は午前10時半を過ぎて18%高の1210円前後で売買されているが、能登地方で1日に発生した最大震度7強の地震災害を受け、復興関連株としての期待が集まっている。

 10月下旬に発表した第2四半期決算(2023年4~9月・累計、連結)は7月に開示した予想を売上高で10%、営業利益で66%下回ったため、復興需要への期待は強いようだ。通期の業績予想については、「手持工事高が450億46百万円(前年同期比47.8%増)と過去最高」であることなどで従来予想を継続した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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