【株式市場】米利上げは順延だが円高のため手控えられ日経平均は一時362円安

株式市場

◆日経平均の前引けは1万8175円36銭(256円91銭安)、TOPIXは1471.16ポイント(20.75ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億9658万株

チャート6 18日前場の東京株式市場は、米国の金融政策決定会合(FOMC)で利上げが順延となったことなどを受けて1ドル119円に入る円反発となり、日経平均は9時30分にかけて一時362円77銭安の1万8069円50銭まで下げる場面があった。ただ、店舗リストラ報道の出たセブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)などは高く、上海株式が反発して始まったこともあり、前引けは256円91銭安(1万8175円36銭安)と回復した。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 リソー教育<4714>(東1)が内部管理体制を巡り監理銘柄・審査中に指定されている中でトップ交代を発表したことなどが好感されて急伸し、クスリのアオキ<3398>(東1)は四半期好決算などが好感されて急伸。スターティア<3393>(東1)は増配などが好感されて急伸し、マーケット・エンタープライズ<3135>(東マ)は中古品売買の新サイト好調との見方などから上げ、ショーエイコーポレーション<9385>(JQG)は14日の季刊会社情報誌発売日から急伸が続き高値を更新した。

 東証1部の出来高概算は10億9658万株、売買代金は1兆1267億円。1部上場1899銘柄のうち、値上がり銘柄数は378銘柄、値下がり銘柄数は1439銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る