ANAホールディングスは高値に向けて上昇、通期業績予想の大幅な増額修正など好感

ANA 全日空

■訪日レジャー需要旺盛で国際線旅客・国内線旅客とも好調

 ANAホールディングス<9202>(東証プライム)は2月1日、一段と出直って始まり、取引開始後は4%高の3385.0円(115.0円高)まで上げ、約4か月ぶりに3300円台を回復し、2020年以来の高値3510円(2023年6月)に向けて上昇している。1月31日に第3四半期決算と通期業績予想の大幅な増額修正を発表し、好感買いが先行している。

 第3四半期(10~12月)は、旺盛な訪日需要とレジャー需要に支えられ、国際線旅客・国内線旅客ともに好調に推移しており、第4四半期も堅調な旅客需要が続くと見込まれることなどで、今期・24年3月期の連結業績予想を全体に増額修正し、売上高は23年4月に開示した従来予想を3.0%上回る見込みに見直し、営業利益は35.7%上回る見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同62.5%上回る見込みに各々見直した。純利益には、航空機等に関わる各種補償金や資産売却益等が想定を上回る見込みで上乗せされる見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■60億円の設備投資と記念商品で90年の歴史を祝う  ニッカウヰスキーの創業90周年を機に、アサヒ…
  2. ■12フィートコンテナ80個積載、迅速な物資輸送を実現  センコーグループホールディングス(センコ…
  3. ■主要アパレルブランドのさらなる成長と周辺事業への拡張を目指す  三井物産は6月3日、アパレルブラ…
2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■熱中症予防対策で家電メーカーや家電量販店も注目  今週の当コラムでは、「確トラ」と「もしハリス」…
  2. どう見るこの相場
    ■予想可能性相場は意外とロングランとなる可能性も  「一難去ってまた一難」である。前週7月第3週は…
  3. ■割安な6銘柄が33%上昇!今後も高騰期待株続々浮上  東証の集計によれば、2005年以降、今年7…
  4. ■サマーラリー目前!投資家は今こそ2年スパンで考えるべき  「株価は半年先を予測する」といわれる。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る