yutoriは再び一段と上げストップ高、第3四半期最高益、シティ系やストリート系の新ブランド投入に期待膨らむ

■四半期決算の発表から騰勢強まり「1万円相場」への期待も

 yutori(ゆとり)<5892>(東証グロース)は2月26日、再び一段高となり、午前10時にかけてストップ高の5620円(705円高、14%高)まで上げて2日ぶりに上場来の高値を更新し、そのまま後場も買い気配を続けている。ストリート系ファッションブランドを企画販売し、業績は売上・利益とも過去最高など好調。直近は、22日に発表したシティ系ブランド『Broken Base』とバッグブランド『PACKING』のコラボアイテムや、26日に発表したストリートブランド『9090』とエナジードリンク『ZONe ENERGY』の限定コラボレーションアイテムなどが期待材料視されている。

 23年12月に新規上場。10代から20代の趣味や買い物のために接している情報源は圧倒的にSNSが多い点をとらえ、Instagram(インスタグラム)などでの認知拡散を主軸とし、成長したブランドから順次出店を加速する方式で、第3四半期決算(2023年4~12月・累計)は売上・利益ともに過去最高を達成。また、第3四半期3か月間の業績も四半期としても過去最高の売上・利益を達成した。第3四半期決算を発表した2月13日から騰勢が強まっており、テクニカル的には1万円台が見込めるとの見方もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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