助川電工が高値を更新、日米首脳会談で核融合の実用化へ連携と伝えられ注目強まる

■阪大発スタートアップ企業が初の実証設備とも伝えられ関連銘柄に期待

 助川電気工業<7711>(東証スタンダード)は4月5日、次第に上げ幅を広げ、午前10時50分にかけて5%高の1448円(72円高)まで上げて約ゥ1か月ぶりに年初来の高値を更新し、2023年4月以来の水準に進んでいる。原子炉や核融合関連株と位置付けられ、「日米『核融合』実用へ連携、次世代発電の開発主導狙い…首脳会談での合意に向け調整」(読売新聞オンライン4月4日)などと伝えられたことを受け、日米首脳会談で核融合の実用化に向けた取組が積極化する気待が広がり注目が強まっている。

 「日米両政府は10日にワシントンで行う首脳会談に合わせ、次世代エネルギーとして期待される核融合発電技術を巡る「戦略的パートナーシップ(協力関係)」締結で合意する調整に入った」(同)と伝えられた。また、5日には、「核融合新興、浜松に初の実証設備」(日本経済新聞4月5日付朝刊)と伝えられ、「大阪大学発スタートアップで核融合発電を目指すEX―Fusion(エクスフュージョン、大阪府吹田市)は4日、浜松市の研究開発拠点を公開した」(同)とされた。関連銘柄探しが活発化する様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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