マーケットエンタープライズが次第高、リユースプラットフォーム「おいくら」を活用する自治体数が直近で126に拡大、節約志向も追い風の見方

■節約志向が高まる局面ではリユース業界への需要が強まる傾向

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は5月8日、次第高となり、午前10時20分にかけて4%高の746円(31円高)まで上げて2日続伸基調となっている。不要品を捨てずに再利用する同社のリユースプラットフォーム「おいくら」を活用して廃棄物削減と循環型社会の形成を目指す自治体の数が直近で126に拡大した上、物価高などで節約志向が高まる局面ではリユース業界への需要が強まることが言われており、株式市場でも改めて注目し直す動きが出ているようだ。

 「おいくら」を活用して廃棄物削減と循環型社会の形成を目指す自治体の取組が4月30日から広島県三原市でスタートし、「おいくら」導入自治体は全国で126に達した。「おいくら」は、不要品を売りたい方が査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができる。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さがある。これまでおよそ120万人(2024年1月末日)の利用実績がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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