ヤマト・インダストリーは日々上げ幅を広げ遂にストップ高、「かご台車」の大手で「物流の2024年問題」など材料視

■4月に入り連日高、需要拡大の期待強まる

 ヤマト・インダストリー<7886>(東証スタンダード)は4月5日、一段高となり、午前11時過ぎにストップ高の1134円(150円高、15%高)まで上げ、5日続伸基調で日々上げ幅を広げる相場となっている。物流機器事業ユニットで「かご台車」や「運搬車」の開発製造を行い、「かご台車」の大手。4月1日に施行された残業規制による「物流の2024年問題」によって需要が拡大する期待が強まっている。

 第3四半期連結決算(2023年4~12月・累計)は24年2月13日に発表し、3月通期の予想を全体に下方修正した。ただ、その要因は合成樹脂成型関連事業でOA業界からの受注が回復しないことや為替差損、海外子会社の構造改革費用などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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