東武アーバンパークラインに新型車両80000系導入、2025年春デビュー

■省エネ性能40%向上!子育て世代に優しい「たのしーと」も全編成に

 東武鉄道<9001>(東証プライム)は4月16日、2025年から東武アーバンパークライン(野田線・春日部支線)に新型車両「80000系」を導入すると発表。新型車両は、省エネとCO2削減を実現し、環境負荷を低減するとともに、快適性とサービスの向上を目指していく。80000系は、子育て世代に優しい設計が特徴であり、全編成に「たのしーと」を設定し、車内には防犯カメラも設置される。また、同期リラクタンスモータを採用した車両推進システムとリチウムイオン二次電池を組み合わせたバッテリシステムにより、消費電力を現行車両と比べ40%以上削減する。

 新型車両は、25編成125両が予定されており、60000系からの流用車両を含む5両編成で構成される。車両のデザインは、「フューチャーブルー」と「ブライトグリーン」を基調とし、先進性を表現。インテリアは「リビング」をテーマに、落ち着いた空間を提供する。

 同社は、2030年度までにCO2排出量を50%削減する目標を掲げており、新型車両の導入はその取り組みの一環。車上データ有効活用システム「Remote」によるデータ収集を活用し、持続可能な鉄道輸送サービスの提供を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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