ケンコーマヨネーズの子会社DCサプライ、規格外の高糖度ミニトマトを使った調味料2品を新発売

■備後の“推し食材”で競う「びんご推し会議」でグランプリ受賞

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)の100%子会社ダイエットクックサプライ(DCサプライ)は、岡山県笠岡市産の高糖度フルーツミニトマトを使用した調味料「tomato&miso(トマトアンドミソ)」、「red&chili(レッドアンドチリ)」の2品を5月1日(水)に発売した。

 同商品は、岡山県笠岡市内で野菜を販売する井笠コネクトとタッグを組んで開発した商品。一般社団法人 福山青年会議所(理事長:柿原 圭介)主催の地域食材を活用した新商品のコンペ「びんご推し会議」にて2023年10月にグランプリを受賞し、商品化に向け改良を重ねた。

 びんご推し会議とは、広島県と岡山県をまたぐ備後圏域の市町から推しコンテンツを選出し、コンテストを通じて「びんごのイチオシ」を決定するプロジェクト。今回は1次産品をテーマに、それぞれの推しコンテンツと2次加工者をマッチングさせ、オリジナル商品の開発・製造を行った。岡山県笠岡市のほか、広島県福山市、広島県府中市、広島県三原市、岡山県井原市の計5市が参加。DCサプライと井笠コネクトの“チーム笠岡”は、土と肥料にこだわって栽培された、笠岡産の糖度8~11度の甘いフルーツミニトマトを使い、府中味噌とあわせた万能味噌「tomato&miso」、激辛唐辛子を使った唐辛子ソース「red&chili」の2品を開発。一番完成度が高いと評価をだった。大きさや形などで規格外となるトマトを使い、食品ロスの削減にも貢献する。

 「tomato&miso」はフルーツミニトマトに広島県府中市の「府中味噌」を合わせ、じっくり煮詰めて酸味を飛ばし甘味と旨味を引き出した。のせて焼く、かけるなどの使い方のほかにも、炒め物や煮込み料理など幅広いメニューに使える。

 「red&chili」は福山市産のチャベセタンという、インドネシア語で悪魔を意味する唐辛子とハバネロをブレンドして作った激辛唐辛子とフルーツミニトマトを組み合わせた辛味調味料。フルーツミニトマトの甘さが辛さの中に旨味を作り出し、後引く辛さがやみつきになる味わいに仕上げた。

 5月1日から、福山市のレストラン「水呑Cafe Boneu」の店頭で販売し、今後は備後圏域の道の駅やスーパーマーケットなどへ販路を広げていくことを目指していく。

【商品詳細】

■tomato&miso

 高糖度のフルーツミニトマトと府中味噌を使用した万能調味料。トマトをじっくり煮詰めて凝縮させ、甘さと旨味を引き出している。野菜にかけたり、ピザトーストや煮込み料理等、様々な料理に利用できる。

・希望小売価格:700円(税込)
・内容量:135g
・賞味期間:製造日+180日(常温)

■red&chili

 高糖度のフルーツミニトマトと福山市産の唐辛子(チャベセタン、ハバネロ)を使用した辛味調味料。「備後一辛い!」を目指して作った。トマトの甘さが辛さの中に旨味を作り出している。辛いけど美味い、あと引く辛さがやみつきに。トマト料理との相性抜群。その他お好きな料理にかけて楽しめる。

・希望小売価格:600円(税込)
・内容量:60g
・賞味期間:製造日+180日(常温)
(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る