北海道ガスが上場来の高値を更新、株式5分割など好感され値上がり率も上位に躍進

■前3月期の連結決算は営業利益17%増加、純利益も17%増加

 北海道ガス<9534>(東証プライム)は5月2日、3日続伸基調で一段高となり、午前10時にかけては8%高の3440円(260円高)まで上げて上場来の高値を更新し、東証プライム銘柄の値上がり率4、5位に躍進している。引き続き、4月26日に発表した3月決算と株式5分割などが好感されている。

 2024年3月期の連結決算は、前期比で営業利益が16.9%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は16.7%増加などと2ケタの伸び率を示した。販売量の拡大等により利益が拡大、期末の配当予想も従来予想の1株35円から10円増額し45円に修正した。

株式5分割は、24年9月30日を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式1株につき、5株の割合をもって分割する。5か月先の話になるが、株式分割を発表したこと自体、意外感が大きいとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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