ジャパンインベストメントアドバイザーは航空機を対象としたパーツアウト・コンバージョン事業を開始

株式市場 銘柄

■底堅い顧客ニーズに支えられた航空機パーツの高収益性に着目し、事業を開始

 ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>(東マ)は、航空機を対象としたパーツアウト・コンバージョン事業を開始した。

世界の航空機需要は2030年ごろまで堅調で、今後20年間で約14,000機以上もの航空機が退役になる見通し。こうした情勢の中、経年航空機のエグジットをターゲットにしたパーツアウト需要の高まり、底堅い顧客ニーズに支えられた航空機パーツの高収益性に着目し、事業を開始した。

パーツアウト事業とは、退役航空機の機体を解体し、その各部品を在庫管理し、世界中のユーザー(整備会社、リース会社、航空会社等)へ販売するものであり、コンバージョン事業とは機齢の経った旅客機を輸送機等に改造しリサイクルするものであるが、この事業は、航空機のライフサ イクルのトータルマネジメントを行う観点からも、高度な専門性により、より安全なポートフォリオ管理が可能となり、且つ高い収益性が期待できる事業。

同社グループは、これまでの航空機を対象としたオペレーティング・リース事業の組成・販売を 通じて培ったノウハウ、ネットワークを活用すると共にエグジットのリスク軽減を図ることで、事業との高いシナジー効果が期待でき、同社グループの更なる収益拡大を図ることができ、更なる業績拡大に貢献するものと見込んでいる。

この事業の当期売上は数億円程度を見込んでおり、営業利益率は20%前後と比較的高い収益性が期待されている。今期における連結業績に与える影響については、今後の事業全体の進捗を見ながら、業績予想修正の必要性及び公表すべき事項が生じた場合には速やかに開示するとしている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る