ヘッドウォータース、JR西日本の生成AI「Copilot for 駅員」の開発を支援

■顧客対応の効率化とサービス品質向上を目指す

 ヘッドウォータース<4011>(東証グロース)は5月30日、JR西日本(西日本旅客鉄道)<9021>(東証プライム)の駅員向け生成AIアシスタント「Copilot for 駅員」の開発支援を行っていると発表。同社は、LLM・RAGシステムに関する技術力を生かし、生成AI基盤上でAzure OpenAI ServiceやMicrosoft Fabricを連携させる開発支援を行っている。

 JR西日本は、デジタル技術と豊富なデータを活用して新たな価値創造と活性化に貢献することを目標としたグループデジタル戦略を推進している。その取り組みの1つである「Copilot for 駅員」は、顧客対応の効率化とサービス品質向上を目的とした生成AIアシスタントである。AIアシスタントを用いた即時的な情報取得や顧客からの問い合わせ内容の分析により、それぞれの課題解決を目指している。

 両社は、2024年3月から「Copilot for 駅員」の実証実験へ向けたアプリ開発に着手。今後は、導入駅やドキュメント・データ分析の対象範囲を段階的に拡大し、駅員の業務効率とサービス品質向上の実現を目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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