上場3日目のPostPrimeは3日連続ストップ高、創業社長がユーチューバーで「元ウオール街トレーダー」の「高橋ダン」(Dan Takahashi)氏で注目集まる

株式市場 IPO 鐘

■「X」では「これからの新規発表も楽しみにしてね」と期待持たせる

 上場3日目のPostPrime(ポストプライム)<198A>(東証グロース)は6月24日、午前9時半過ぎにストップ高の730円(100円高、16%高)に達したまま後場も買い気配を続け、6月20日の上場初日から3日連続ストップ高の高値更新相場となっている。

 「お金」にまつわる情報交換ができるコミュニティプラットフォーム『PostPrime』を運営し、代表取締役で創業者の高橋ダニエル圭氏は「高橋ダン」(Dan Takahashi)の名でYouTubeに「投資の始め方」や「誰もが『お金持ち』になれる方法」などの映像をアップするユーチューバーでもある。「元ウオール街トレーダー」という肩書もみられる。

 「X」への投稿も活発なもようで、「X」への投稿では、6月24日午前5:00に「PostPrimeのこれからの新規発表も楽しみにしてね」などとしている。これらのフォロワーがPostPrimeという銘柄に注目するだけでも株価へのインパクトは大との見方が出ている。

 公開価格は450円。IPO(新規公開・上場)銘柄の多くは買い気配を上げて公開価格を上回る値段で初値をつけるのに対し、同社株は初日に公開価格450円と同値の450円でアッサリ初値をつけた。このため他銘柄に目を転じた投資家やニュース記者もあったようだが、20日はその後急伸してストップ高となり、以後も連日急伸している。

 上場時に発表した業績見通し(2024年5月期・個別)は、売上高を936百万円(前期比18.9%増)、営業利益を343百万円(同39.1%増)、経常利益を366百万円(同40.8%増)、当期純利益を240百万円(同29.1%増)と予想している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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