JトラストグループのJトラスト銀行インドネシアとJトラストコンサルティングインドネシアが同国の新首都「ヌサンタラ」の土地利用に関して基本合意

Jトラスト 8508

■政府特別機関「バダン バンク タナ」のアドバイザーに任命される

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は6月26日午後、同社グループのPT Bank J Trust Indonesia.Tbk(Jトラスト銀行インドネシア、本店:ジャカルタ特別州中央ジャカルタ)及びPT J Trust Consulting Indonesia(Jトラストコンサルティングインドネシア、本社:ジャカルタ特別州中央ジャカルタ)が、インドネシアランドバンク機構Badan Bank Tanah(バダン バンク タナ、本部:ジャカルタ特別州中央ジャカルタ)と、新首都「ヌサンタラ」のエコシティプロジェクトを含む土地利用に関する基本合意書を同日付で締結したことを発表した。

■土地管理権に投資する日系投資家の紹介と対応を独占的に委任

 本基本合意書締結により、Jトラストコンサルティングインドネシアはバダン バンク タナのアドバイザーとして任命を受け、バダン バンク タナが管理する土地管理権(HPL)に投資する日本関連投資家の紹介と対応を独占的に委任されるとともに、その日本関連投資家へのサポートをJトラスト銀行インドネシアが行うことになる。

 新首都「ヌサンタラ」のエコシティプロジェクトは、健康的で環境に優しく持続可能な都市を提供するもので、自然に回帰し、エネルギーを節約し、都市にできるだけ多くの緑のオープンスペースを提供することを奨励し、環境、経済、天然資源、そして人間の側面からバランスのとれた都市運営を行うもの。

 バダン バンク タナは、インドネシア中央政府によって設立された特別機関であり、公益、社会的利益、国家開発利益、経済的平等、土地統合、農地改革のために公平な経済の枠組みの中で、土地の利用可能性を確保する権限を与えられている。今般のエコシティプロジェクトはバダン バンク タナが管理する東カリマンタン州ペナジャム・パセール・ウタラにエコシティプロジェクト用として開発されている。

 Jトラスト銀行インドネシアは、インドネシア22州に46支店を展開しており、インドネシア全土の90%以上をカバーするネットワークと日系銀行の強みを活かし、日系企業と地場企業のビジネスマッチングを行うなど、インドネシアでの事業活動支援を積極的に取り組んでいる。

 一方で、Jトラストコンサルティングインドネシアは、グローバルに展開するJトラストグループで培ったノウハウとインドネシア事業の経験を活かした、ビジネスマッチング、マーケティング等のコンサルティング業務を行っており、本基本合意書締結により新首都「ヌサンタラ」のエコシティプロジェクトの目標達成と日本関連投資家の経済活動に貢献するとともに、インドネシアの経済発展にも寄与するものと考えている。

 Jトラスト銀行インドネシア及びJトラストコンサルティングインドネシアは、事業活動を通して、インドネシア国民の豊かな社会づくり・生活に貢献していくことにより、持続可能な社会の実現を目指していきたいと考えている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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