Apple Watch Ultra 3発表、電波圏外でも通信可能な衛星通信機能を初搭載、健康・フィットネス機能を強化

■緊急時のテキスト送信や位置情報共有が可能に、5G通信と最大42時間の長時間バッテリーも実現

 Appleは2025年9月9日、健康、フィットネス、安全、通信に関する機能を強化した新型スマートウォッチ「Apple Watch Ultra 3」を発表した。同製品は、Apple Watch史上最大のディスプレイと最大42時間(低電力モードでは最大72時間)のバッテリー駆動時間を備え、スポーツや冒険の場から日常生活までをシームレスにサポートする。特に、内蔵された双方向の衛星通信機能は、モバイル通信やWi-Fiの電波が届かない場所でも、緊急通報サービスへのテキストメッセージ送信や、友人・家族とのメッセージ送受信、位置情報の共有を可能とし、ユーザーの安全を大幅に向上させる。また、自動車での重大な衝突事故や転倒を検知した場合、自動で緊急通報サービスに状況と位置情報を送信する機能も備える。さらに、5Gモバイル通信に対応し、データ通信の高速化も図られている。

 同製品は、健康とフィットネス機能も飛躍的に進化させている。睡眠の質を可視化する「睡眠スコア」機能が追加され、ユーザーは睡眠時間や規則性、各睡眠ステージにいた時間などを記録し、総合的な睡眠スコアとして把握できるようになった。これにより、自身の睡眠改善に役立てることが可能となる。また、AI技術「Apple Intelligence」を利用した画期的なフィットネス体験「Workout Buddy」を搭載。これは、ユーザーのワークアウトデータや履歴を分析し、心拍数やペース、距離などに基づいてパーソナライズされた励ましの言葉を音声で届ける機能である。このほか、ランナー、サイクリスト、スイマー、ハイカー、ダイバー、ゴルファーなど、幅広いアスリートや探求者のニーズに応える先進的なワークアウト機能が多数盛り込まれている。

 Apple Watch Ultra 3は、環境への配慮も徹底されている。バッテリーに100%再生コバルト、ケースに100%再生チタニウムを使用するなど、再生素材を40%使用して製造されているほか、革新的な3Dプリント工程により原材料の使用量を従来の半分に抑えている。サプライチェーン全体でも100%再生可能電力が使用されており、2030年までにカーボンニュートラルを目指すという同社の野心的な計画「Apple 2030」の一環として位置付けられる。同製品は本日より予約注文を開始し、9月19日(金)から日本を含む世界50以上の国と地域で販売を開始する。価格は129,800円(税込)からで、ナチュラルとブラックのチタニウムから選択できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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