三菱電機、台湾市場向けにスマートメーターシステムを海外初納入、安定したスマートメーターネットワークを構築

■無線マルチホップ通信で広範囲・低コストの電力需給制御を実現

 三菱電機<6503>(東証プライム)は6月28日、台湾市場向けに初めてスマートメーターシステムを納入したと発表。ヘッドエンドシステム「BLEnDer」と、スマートメーターに内蔵された通信機器およびデータ集約装置を台湾電力公司に提供し、既に一部運転を開始している。今回の納入により、台湾電力における電力需給制御の高度化に貢献することが期待される。

 台湾では再生可能エネルギーの導入が進んでおり、電力需給の調整が重要な課題となっている。三菱電機のスマートメーターシステムは、各世帯の電力使用量をリアルタイムで把握し、通信インフラのコスト削減を実現しながら広範囲でのネットワーク構築を可能にする。このシステムにより、電力系統運用者はより精密な電力需給制御を行うことができる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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