JSSは年初来の高値に迫る、上場維持基準「流通株式時価総額」上昇に向けた取組に期待強い

■業績はコロナ禍前の水準に戻る、資本政策含め成長戦略を着実に実行

 JSS(ジェイエスエス)<6074>(東証スタンダード)は7月1日、再び上値を試す相場となり、4%高の574円(20円高)まで上げて年初来の高値579円(2024年6月14日)に迫っている。スイミングクラブ運営の大手で、6月27日の夕方、「上場維持基準への適合に向けた計画に基づく進捗状況について」を発表し、唯一基準を充たしていない『流通株式時価総額』の上昇に向けて業績回復と企業価値の向上の為の取組みを進めるとし、期待が強まっている。

 同社では、これまでも「成長戦略」を着実に実行し、その結果、2024年3月期決算で「純売上高が8131百万円、営業利益が389百万円、経常利益は406百万円、当期純利益は218百万円とコロナ禍前の水準に戻っている」。引き続き「成長戦略」の着実な実行を継続していくことが、流通株式時価総額の基準を充足することにつながるものとし、今後も成長戦略に加え、IR活動の強化、資本政策等あらゆる対策を実行し、スタンダード市場の上場維持基準(流通株式時価総額)の適合を図っていくとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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