新日本科学が持分適用会社の米国上場など好感し出直り強める

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 新日本科学<2395>(東1・売買単位100株)は11時を回って6%高の470円(25円高)前後で推移し、10月6日の6%高に続いて出直りを強めている。13日朝、核酸医薬品の研究開発などを行う持分法適用会社WaVe Life Sciences Pte.Ltd.(シンガポール)の米国ナスダック上場申請が受理されたと発表し、好感高となっている。発表によると、今回の株式公開のタイミングで平成27年8月に調達された優先株式(6600万USドル)が普通株式に変換され、同時に普通株式にて資金調達が行われる事に伴い、株式公開時に持分変動利益が発生する見込みとした。持分変動利益の額については詳細確定後に発表するとした。5ヵ月近く調整相場が続いているが、9月に入ってからは400円前後で下げ止まり、10月が出直りを試すような動きで一時500円を回復したため、下値は確認できた形になっている。

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