エクサウィザーズ、AI写真サービス『とりんく』をJPホールディングスグループの提供する習い事プログラムで導入

■写真の自動撮影・整理・配信で、職員の負荷軽減と保護者の安心を両立

 エクサウィザーズ<4259>(東証グロース)は8月6日、画像認識AIを活用したコンテンツ配信事業を展開する100%子会社のVisionWiz(東京都港区、代表取締役)のAI写真サービス「とりんく」を、子育て支援事業最大手のJPホールディングス<2749>(東証プライム)のグループ企業である日本保育総合研究所が、同グループ企業が運営・受託する保育園・学童クラブのうち40施設にて提供する習い事プログラムにおいて、正式に導入したと発表。

 この導入により、保護者は自宅や職場にいながらにして、子どもたちが楽しく習い事プログラムに参加している様子がわかるようになった。

■導入で得られる効果、レッスン提供に負荷をかけず、保護者に写真提供

 日本保育総合研究所では、子どもたちが多様な体験や学習機会を得られるように、グループ企業の日本保育サービスが運営する保育園及び運営を受託する学童クラブで習い事プログラムを提供している。プログラムは体操、ダンス、英会話、音楽など多岐に渡るほか、外部の習い事教室まで子どもを送り迎えする必要がないことから、忙しい保護者にとって満足度の高いサービスとなっている。

 日常の保育の様子を写真で共有するのが一般的になりつつあるが、保護者からは習い事プログラムでも写真共有が要望されている。しかし、レッスンを提供する講師が、日常的に様子を撮影し、さらに写真を整理して配信するのは大変な負担となっていた。

 この課題を解決し、保護者ニーズに応えるために、日本保育総合研究所では、グループ企業内の38の保育園で提供する習い事プログラムと、グループ企業が運営受託する渋谷区の学童クラブ2施設で展開する「英語でサイエンス」において「とりんく」を導入した。

■とりんくの特長、8割以上の写真関連業務を削減し、信頼関係も醸成

 とりんくは、保育園・幼稚園・こども園・学童クラブ等(以下、園)の保育者の写真撮影や利活用に係る業務負荷を大幅に削減するとともに、園と保護者の信頼関係を今まで以上に高めるAI写真サービス。同社独自のAI技術を駆使して、自動撮影・自動整理・自動配信の3つを主要機能として提供している。導入施設では以下のような効果がある。

1.保育者の業務負荷軽減:
 一般的な保育園では、毎月数十時間を写真関連の業務に投じているが、とりんくを導入することで、その80~100%を削減することができる。結果として、残業代の削減やコア業務への集中、従業員満足度の向上や人材定着率の向上といった効果をもたらす。

2.保護者と園の信頼関係の強化:
 とりんくを導入した園では、50~100枚程度の写真を保護者に自動的に配信する。保育の透明性が高まることで保護者の不安を解消し、先生への信頼感も高まる。

3.講師の負担軽減:
 とりんくを導入することで、講師はレッスンに集中でき、保護者に配信するための各種処理・整理作業は一切発生しない。

 エクサウィザーズとVisionWizはAI写真サービス「とりんく」を通じて、保育者がコア業務に集中し今まで以上に子どもの発達を後押しできるように支援する。また保護者に普段見ることのできない子どもの様子を配信することで、園との信頼関係の向上や子どもとの関わり方の変化に貢献する。

 今後は、活動中の子どもの様子が把握できることで、保護者が今まで気づかなかった子どもの興味関心の可能性を把握し、保護者と子どもの関わり方が変化することも期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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