【銘柄フラッシュ】上場2日目のAppBankが急伸し三井不動産は反発

銘柄

 16日は、横浜市の大規模マンションが傾いている件に関し、日立ハイテクノロジーズ<8036>(東1)が杭工事を一次下請として請け負い一部不具合が発生したと発表したため、朝方に3.9%安となり大引けは1.1%安。グループ会社が二次下請けとして関わった旭化成<3407>(東1)は朝方の2.7%安を下値に切り返して大引けは0.7%高と反発し、施工主の三井住友建設<1821>(東1)は2.9%安。グループ会社がマンションを販売した三井不動産<8801>(東1)は1.7%高となった。

 TASAKI<7968>(東1)が政府観光局による「訪日外客数」発表接近や銀座の百貨店内での出店、10月期末配当への期待などで13.5%高となり、片倉オートアグリ<4031>(東1)はTPP(環太平洋経済連携協定)による国内農業振興策への期待などが再燃して7.2%高。任天堂<7974>(東1)は米グーグルなどとともに米ゲーム企業に出資することなどが注目されて4.0%高と戻り高値を更新。綿半ホールディングス<3199>(東2)は業績予想の大幅増額などが好感されて5.4%高となり、富士通コンポーネント<6719>(東2)は業績予想の増額などが好感されて17.4%ストップ高。

 上場2日目のAppBank(アップバンク)<6177>(東マ・売買単位100株)は500円高ストップ高の23.3%高となり、モバイルファクトリー<3912>(東マ)は業績拡大の観測報道などが好感されて朝方からストップ高の22.6%高を継続。地盤ネットHD<6072>(東マ)は横浜でマンションが傾いた件などが連想買いを招き15.1%高。日本メディカルネットコミュニケーションズ<3645>(東マ)は広島大発ベンチャーとの提携などが蒸し返されたようで9.7%高。フューチャーベンチャーキャピタル<8462>(JQS)は2件の地域振興投資事業有限責任組合の設立などが言われて後場一段高の13.6%高。太洋工業<6663>(JQS)は食品包装フィルム並みの薄さのプリント基板などが蒸し返されたようで19.4%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る