【株式市場】中国のGDPは予想を上回るが日経平均は回復しきれず反落推移

株式市場

◆日経平均の前引けは1万8190円36銭(101円44銭安)、TOPIXは1497.27ポイント(8.57ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億7897万株

チャート6 19日前場の東京株式市場は、中国の7~9月GDP(国内総生産)が午前中に発表のため様子見の始まりとなり、トヨタ自動車<7203>(東1)が朝高の後は軟調に推移するなどで、日経平均は10時過ぎに213円37銭安(1万8078円43銭)まで下げる場面があった。10時30分過ぎに中国GDPが市場予想を上回ると伝わると回復基調に転じたが、前引けは101円44銭安(1万8190円36銭)で3日ぶりに反落模様となった。主な株価指数はすべて安い。

 中で、鹿島<1812>(東1)が戻り高値など、建設株が補正予算への期待などから総じて高く、任天堂<7974>(東1)は米国ベンチャーへの出資などに期待が続き続伸。上場3日目のAppBank(アップバンク)<6177>(東マ)は割安感が強いようで連日ストップ高となり、地盤ネットホールディングス<6072>(東マ)は横浜市でマンションが傾いた問題が日増しに連想を強めて急伸。

 東証1部の出来高概算は9億7897万株、売買代金は9458億円。1部上場1900柄のうち、値上がり銘柄数は653銘柄、値下がり銘柄数は1125銘柄となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る