【株式市場】円安メリット銘柄や金融株など高く日経平均は10日続伸

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万609円28銭(136円70銭高)、TOPIXは1676.90ポイント(15.57ポイント高)、出来高概算(東証1部)は17億1129万株

チャート11 28日前場の東京株式市場は、欧州株の全面高、NY株の大幅反発に加え、円相場が海外市場で7年11ヵ月ぶりの円安になる1ドル124円台をつけたことなどが好感され、日経平均は10時過ぎに159円73銭高(2万632円31銭)まで上げて10日続伸となり、2000年以来の高値を4日連続更新した。

 円安を受けてダイキン工業<6367>(東1)が上場来の高値を更新するなど、自動車、機械、電子部品などの銘柄に高値更新が相次ぎ、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)も高値を更新など、銀行・保険株が全体相場の上昇による保有株の含み益拡大などを材料に高い。ハウスドゥ<3457>(東マ)が6月末の株式5分割への期待などで連日急伸し、オートウェーブ<2666>(JQS)は地元系の「ピーナツダラー」流入の噂などで連日急伸。

 東証1部の出来高概算は17億1129万株、売買代金は1兆6755億円。1部上場1884銘柄のうち、値上がり銘柄数は1012銘柄、値下がり銘柄数は721銘柄となっている。

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