日本郵船が2週間ぶりに5000円台を回復、米国の利下げや中東情勢、9月中間配当など材料視

■今年の9月期末の配当や優待の権利付最終日は9月26日に

 日本郵船<9101>(東証プライム)は9月19日、再び出直りを強める相場となり、取引開始後は4%高の5044円(212円高)まで上げ、約2週間ぶりに5000円台を回復している。米国の利下げを受け、北米景気の拡大などに期待が再燃したほか、中東のイスラム勢力ヒズボラの構成員が携帯する通信機器が相次いで一斉に爆発したと伝えられ、運賃市況高の要因として買い材料視されている。また、海運株は配当利回りが高く、9月中間配当を意識しての買いもあるようだ。

 郵船の2024年9月中間配当は1株につき130円の見込み(会社四季報・秋号より)。商船三井<9104>(東証プライム)は同180円の見込み(同)。川崎汽船<9107>(東証プライム)は株式分割の後になるため42.5円から45円の見込み(同)。今年の9月期末の配当や優待の権利付最終日は9月26日(木)になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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