【この一冊】インド びっくり経済

インドが有力マーケットとして株式市場で急速に注目度を高めている。IMFはインドの中期的な潜在経済成長率を6.75%と発表、実にアメリカの2倍以上、日本の10倍というすばらしいものである。

エコノミスト誌は、長期的にはインドの1人当りGDPは、現在の対アメリカ1割弱から2050年には3割に達すると紹介する。さらに、2022年にはインド人口は中国を抜き、2030年には15億人へ。特に、生産年齢人口が2045年頃まで上昇し続け、人口でも経済規模でもインドが中国を上回る日が遠くない。

これまで、中国中心に向けられていた株式市場の目は今後、いっそうインドに向けられることが予想される。とくに、1人当りGDPが中国を上回る伸びとなることは中国ビジネスとは違った中身の濃いビジネスが期待されそうだ。

タイトル=『世界最強の潜在成長力 インドびっくり経済』
雑誌名=週刊エコノミスト10月27日号
発行者=毎日新聞出版
定価=620円
http://astore.amazon.co.jp/syoukennseesa-22/detail/B016Q2EQRI

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