エイチームは上場維持基準に関する発表から毎日値上がり、「総還元性向100%以上」等に期待強い

■「流通株式時価総額」の基準達成に向け取組を推進

 エイチーム<3662>(東証プライム)は10月17日、6%高の670円(40円高)まで上げた後も660円前後で売買され、4日続伸基調で出直り継続となっている。10月10日の夕刻に「上場維持基準適合に向けた計画の進ちょく状況、および計画内容の一部変更について」を発表し、翌日から連続高。発表では、引き続き「流通株式時価総額」の基準を充たすべく取組を進めるとしており、達成に向け期待が強まる相場になっている。

 東証プライム市場の上場維持基準のうち、「流通株式時価総額」の基準は100億円以上。エイチーム株式の流通株式時価総額は81億円(2024年7月末時点)だった。基準達成に向けた取組として、株主還元などの計画をさらに強化し、総還元性向については、「25年7月期から28年7月期において平均100%以上に引き上げる見込み」などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■2025年のパン屋倒産が急減、SNS発信とインバウンドが追い風  帝国データバンクは11月29日…
  2. ■「働いて働いて──」が年間大賞!多様な社会現象を映すトップテン発表  自由国民社は12月1日、年…
  3. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る