日東紡は4年ぶりの高値に進む、投資判断の引き上げなど好感、目標株価9000円と伝わる

■電子材料用ガラスクロスがデータセンター向けに急拡大の見込み

 日東紡績<3110>(東証プライム)は2月20日、再び上値を追う相場となり、午前10時過ぎにかけて14%高の5610円(705円高)まで上げ、3日ぶりに直近の高値を更新して2020年6月以来の5500円台に進んでいる。モルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を「オーバーウエイト」に引き上げ、目標株価は一挙に3900円引き上げて9000円に見直したと伝えられ、買い安心感が広がっている。

 ガラスヤーンで織ったガラスクロス(電子材料用ガラスクロス)が基地局、データセンターなどのインフラからPC、スマートフォンに至る電子デバイスまで、幅広い電子材料用途で需要拡大し、とりわけデータセンター向けには、チャットAIの急速な普及によるデータセンター建設拡大とともに急拡大が見込まれている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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