ラバブルマーケティンググループが今10月期の連結業績予想を増額修正、経常利益は前回予想を40%上回る見込みに

■SNSマーケティング支援など当初の想定を上回って推移

 ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)は11月18日の午後、今期・2024年10月期の連結業績予想の増額修正を発表し、23年12月に開示した前回予想に対し、売上高は7.5%上回る21億50百万円の見込みに見直し、営業利益は同30.0%上回る1億30百万円の見込みに、経常利益は同40.0%上回る1億40百万円の見込みに各々見直した。

 売上高については、企業のマーケティング活動におけるデジタルマーケティングの需要がインターネットやスマートフォンの普及、デジタルへの移行により高まっている中、当社グループが提供するSNSマーケティング領域でも市場が拡大し、SNSマーケティング支援の販売が当初想定を上回って推移したことと、東南アジアからのインバウンド関連サービスの販売が増加したことなどが要因とし、営業利益及び経常利益については、生成AIの活用による業務効率の改善とコストコントロールにより、費用支出が期初想定より下回ったことが主な要因とした。経常利益には為替差益の計上も上乗せされた。

 なお、親会社株主に帰属する当期純利益については、今後の業績見通しを勘案した繰延税金資産の回収可能性の精査が必要なため据え置きとしたが、公表すべき事項が生じた場合には速やかに開示するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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