大和自動車交通など5社、タクシー乗り場の混雑可視化、4駅に拡大、NAVITIMEでリアルタイム確認可能に

■JR東日本など、鉄道と二次交通のシームレスな移動目指す

 大和自動車交通<9082>(東証スタンダード)、JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020>(東証プライム)、DXCテクノロジー・ジャパン、日立製作所<6501>(東証プライム)、伊藤忠テクノソリューションズの5社は11月19日、タクシー乗り場の混雑状況をリアルタイムで可視化する実証実験を実施すると発表。対象は東京駅八重洲口、東京駅丸の内北口、品川駅港南口、新橋駅汐留口の4箇所である。実験期間は2024年11月下旬から12月27日までとなっている。

 同実証実験では、タクシー乗り場付近に設置したカメラで取得したデータを解析し、「NAVITIME」アプリを通じて混雑情報を提供する。カメラ映像は利用者数のカウントと混雑状況の可視化にのみ使用され、個人情報は保存されない。新橋駅汐留口については、深夜時間帯を除いての情報提供となる。

 同実験は「WaaS共創コンソーシアム」の一環として実施される。東京駅八重洲口や品川駅高輪口での過去の実証では、利用者とタクシー事業者の8割以上から高い関心が示された。今回の実証では、複数駅での展開に向けたニーズと行動変容を検証するとともに、社会実装に向けた新たな課題の検証を進めていく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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