日経平均700円安、トランプ氏の追加関税方針など影響、昨日の上げを帳消しに

銘柄 下げる

■ソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に投稿と伝えられる

 11月26日午前の東京株式市場では、日経平均が午前10時20分にかけて一時760円06銭安(3万8020円08銭)まで下押す場面があり、同40分には590円安前後で推移している。トランプ次期米大統領がSNSに中国への追加関税の方針などを投稿したと伝えられた上、円相場は1ドル153円台に戻る円高のため様子見手控えの展開となった。昨25日の一時769円高、大引け496円高を帳消しにする急反落となっている。

 26日朝、「トランプ次期米大統領は25日、麻薬などの違法薬物の流入を理由に、米国が既存の全ての課税に加えて中国からの輸入品に10%の追加関税を課すと、自身のソーシャルメディア『トゥルース・ソーシャル』に投稿した」(ブルームバーグ・ニュース11月26日午前8:56)と伝えられた。関税の引き上げについては選挙期間中から公に表明していたが、直近は、トランプ氏が指名した次期財務長官の政治信条などから楽観視する動きが伝えられていた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る