ヘッドウォータース、1株を2株の株式分割、BTMとAI領域での資本業務提携を発表

■Microsoft Azure技術に関する人材育成も強化し、AI市場の拡大に対応

 ヘッドウォータース<4011>(東証グロース)は11月28日、12月31日を基準日として1株を2株に分割し、発行済株式総数を189万8370株から379万6740株に倍増させると発表。また同日、BTM<5247>(東証グロース)と、生成AIをはじめとするAI領域における資本業務提携契約を締結したと発表。両社は、ヘッドウォータースが持つAI技術の知見と、BTMの地方企業とのネットワークを組み合わせ、地方のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を加速させる戦略を打ち出している。

 提携の主な内容は、AI技術と地方企業のDX推進、エンジニアの採用・育成・調達強化、Microsoft Azure関連の人材育成、既存業務提携の深化の4点である。特に、Microsoft Azure OpenAI Serviceを中心とした案件が急増する中、両社の強みを活かした協業に注目が集まっている。

 ヘッドウォータースは、BTMとの協業により、全国の大手法人顧客の生成AIニーズにハンズオンで対応し、地方のエンジニアリングリソースを活用したAIイノベーションの全国展開を目指す。また、東京一極集中のエンジニア人材の課題解決に向け、地方の優秀なエンジニア層のMicrosoft Azure および生成AI人材育成に積極的に取り組む方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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