ベステラは戻り高値を更新、2日続伸基調で決算発表後の下げを奪回

■第3四半期は営業利益31%増加、すかさず押し目買い

 ベステラ<1433>(東証プライム)は12月13日、2日続伸基調となり、1058円(45円高)まで上げて戻り高値を更新し、後場も堅調に売買されている。プラント解体ソリューションの大手で、12月10日に第3四半期決算を発表。翌日は下げたが、その翌日から2連騰となって決算発表後の下げを奪回している。第3四半期決算(2024年2~10月、連結)は売上高が最高を更新するなど好調で、利食い売りは出たが、すかさず押し目買いが入る相場になっている。

 第3四半期決算(2024年2~10月、連結)は、売上高が前年度期比36.5%増加し、「1Q、2Qに続き過去最高売上を達成」(決算説明資料より)した。営業利益は同30.8%増加し、「連結子会社の業績が低調に推移する等の要因はあったものの」大幅に増加した。通期の連結業績予想は9月に増額修正した予想を継続し、売上高は110億円(前期比17.1%増)、営業利益は5億円(同2.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4.8億円(同7.7%増)。政府の原子力政策も長期的な追い風になるとみられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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