大和ハウス工業、67歳選択定年制度を導入へ、シニア社員の活躍を推進

■多様な人材が活躍できる環境づくりへ、65歳または67歳を選択可能

 大和ハウス工業<1925>(東証プライム)は12月13日、2025年4月1日から「67歳選択定年制度」を導入すると発表。この新制度により、社員は65歳または67歳のいずれかの定年年齢を自由に選択できるようになる。同社は多様な人財の活躍を支援するため、これまでも段階的に人事制度を拡充してきた。

 同社は2013年に65歳定年制度を、2015年にはアクティブ・エイジング制度を導入し、シニア人財の活躍の場を広げてきた。2022年には60歳一律の役職定年を廃止し、年齢に関わらず役職任用や昇格の機会を提供する制度に改定。これにより、ベテラン社員の豊富な経験とノウハウを企業経営に活かす取り組みを強化している。

 今回の67歳選択定年制度は、意欲あるシニア人財がより柔軟に働ける環境を整備するものである。大和ハウス工業は、従業員のライフスタイルに応じた働き方の選択肢を拡大し、ダイバーシティ経営の強化を目指している。技術系職種においては年齢上限を撤廃するなど、「生涯活躍」の実現に向けた取り組みを推進している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る