サイネックス、SES大手リーディを完全子会社化、システム開発体制を強化

■地方自治体や地域事業者のDX化を支援、サービス拡充へ

 サイネックス<2376>(東証スタンダード)は12月20日、システムエンジニアリングサービス(SES)事業を展開するリーディの全株式を取得し、完全子会社化することを決議したと発表。株式取得は2025年1月6日を予定しており、取得後の議決権所有割合は100%となる。

 サイネックスは、官民協働による地域行政情報誌『わが街事典』の発行やデジタルサイネージ『わが街NAVI』の設置など、地方自治体や地域事業者向けの広報支援事業を全国で展開している。今回子会社化するリーディは、システム開発や運用のためのSE派遣を主力事業としており、2025年3月期の売上高は5億3200万円、経常利益は1億700万円を計上している。

 同件により、サイネックスグループはDXサポート事業においてシステム開発体制を強化し、サービス領域の拡大を実現する。株式取得後、リーディの代表取締役にはサイネックス執行役員企画開発本部副本部長の村田将規氏が就任する予定。なお、同件による今期業績予想への影響は軽微としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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