京王電鉄がサンウッドの株式21%を取得し「稼ぐ力の強化」を推進

■グループ経営計画で不動産業の領域拡大を重点事項と位置付ける

 京王電鉄<9008>(東1)は11月22日の15時、サンウッド<8903>(JQS)との資本業務提携を発表し、タカラレーベン<8897>(東1)が保有するサンウッドの株式100万株(2021年3月31日現在の総株主の議決権の数に対する割合21.31%)を取得し、サンウッドを関連会社とする予定と発表した。株式譲受完了(予定)は21年11月29日、資本業務提携開始(予定)も21年11月29日。

 京王電鉄は、21年5月に公表した「2021年度京王グループ経営計画および中長期的な方向性」で、同社グループの中長期的な方向性のテーマの一つを<稼ぐ力の強化>と定め、不動産業の領域拡大を重点事項と位置付けている。 サンウッドは、都心部における富裕層を中心とした新築分譲事業を強みとしており、事業を順調に発展させている。また郊外エリアにおいても、極めて綿密な販売戦略をベースに早期完売を達成するなど、その強みは活かされている。両社のシナジーを追求する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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