【株式市場】(新年初取引)前場の日経平均は500円安、「トランプ関税」や円高など気になり益出しで始まる

◆日経平均は3万9394円27銭(500円27銭安)、TOPIXは2758.03ポイント(29.89ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は9億8686万株

 1月6日(月)新年初取引前場の東京株式市場は、「トランプ関税」の内外経済に与える影響などが意識された上、日本の長期金利が13年ぶりの高水準に上昇したことなどを受け、日経平均は取引直後の98円高を上値に次第安となり、午前11時には534円47銭安(3万9359円84銭)まで下押し、前引けも下げ幅500円台となった。中で、三菱重<7011>(東証プライム)や商船三井<9104>(東証プライム)、石油資源開発<1662>(東証プライム)などは堅調で、半導体株の中では東京エレク<8035>(東証プライム)などが高く、自動車株ではスズキ<7269>(東証プライム)などが高い。

 ジェイテックコーポ<3446>(東証プライム)が急伸し昨年12月発表の大口受注など材料視されストップ高。ファンデリー<3137>(東証グロース)は株主優待の導入が材料視されストップ高買い気配。上場5日目のvisumo<303A>(東証グロース)は下げた日がなく連騰で連日高値を更新。

 東証プライム市場の出来高概算は9億8686万株、売買代金は2兆2047億円。プライム上場1644銘柄のうち、値上がり銘柄数は524銘柄、値下がり銘柄数は1083銘柄。

 東証33業種別指数は5業種が値上がりし、鉱業、石油石炭、非鉄金属、海運、パルプ紙、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る