【株式市場】日経平均は朝方の170円安から回復し35円安、TOPIXはしっかり

◆日経平均は2万6713円08銭(35円06銭安)、TOPIXは1878.33ポイント(0.07ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億6111万株

 5月25日(水)前場の東京株式市場は、円相場が50銭近い円高に振れたことなどを受けて自動車株や機械株などが安く始まり、日経平均は午前9時30分にかけて170円11銭安(2万6578円03銭)まで下押す場面があった。ただ、米夜間取引で半導体関連株が高いとされ、東京エレクトロン<8035>(東証プライム)などは次第に堅調。また、島根原発の再稼働の可能性などから電力株が一斉高。海運株などもしっかり。日経平均も次第に持ち直し、前引けは小幅安にとどまった。TOPIXは小高い。

 日東紡績<3110>(東証プライム)が自社株買いと消却など好感されて東証プライム銘柄の値上がり率トップ。セイコーHD<8050>(東証プライム)は引き続き好決算など好感され一段高。ティムコ<7501>(東証スタンダード)は業績向上と人気製品「品切れ」など好感され出直り拡大。スポーツフィールド<7080>(東証グロース)は株式分割など好感され一時ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は5億6111万株、売買代金は1兆3171億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は751銘柄、値下がり銘柄数1005銘柄。

 また、東証33業種別指数は20業種が値上がりし、精密機器、電気機器、海運、石油石炭、不動産、ゴム製品、卸売り、倉庫運輸、繊維製品、その他金融、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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