地盤ネットホールディングス、ハウスワランティを子会社化へ、大手2社が統合、業界シェア20%へ

■価格競争激化で収益構造改革を加速

 地盤ネットホールディングス<6072>(東証グロース)は1月6日、臨時取締役会において、一般社団法人ハウスワランティおよびグループ各社の地盤関連事業を取得するため、新設予定のハウスワランティの全株式を取得し、子会社化することを決議したと発表。住宅市場における新設住宅着工戸数の減少や地盤補償業界における価格競争の激化を背景に、中期経営計画に基づく成長戦略の一環として実施するものである。

 同件により、両社の市場シェアは約20%まで拡大する見込みである。新設されるハウスワランティには、一般社団法人ハウスワランティ、シールドエージェンシー、優良住宅地盤の会、ジーオンの全事業が譲渡される。現代表理事の森田靖英氏が引き続き新会社の代表を務める。

 株式取得価格は2億5000万円、アドバイザリー費用等2100万円を含む総額2億7100万円。株式譲渡は2025年4月1日に実行予定。同件が2025年3月期連結業績に与える影響については現在精査中であり、開示すべき事項が生じた場合には速やかに公表するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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