キッセイ薬品、血小板減少症治療薬の台湾展開へ、台田薬品と契約締結

■経口投与可能な脾臓チロシンキナーゼ阻害剤、アジア展開を加速

 キッセイ薬品工業<4547>(東証プライム)は1月7日、米国ライジェル社から導入した脾臓チロシンキナーゼ阻害剤「ホスタマチニブ」について、台湾での開発権及び販売権を台田薬品に許諾するサブライセンス契約を締結したと発表。同契約により、台田薬品が台湾市場における開発及び商業化を担当し、キッセイ薬品工業は契約一時金及び事業進捗に応じたマイルストンを受領するとともに、製剤供給を行う。

 ホスタマチニブは、経口投与可能な低分子化合物であり、脾臓チロシンキナーゼ阻害作用によりマクロファージによる血小板破壊を抑制する。本剤は2018年に米国で「TAVALISSE」として発売され、その後欧州、カナダ、中東でも展開されている。キッセイ薬品工業は2018年10月に日本、中国、韓国、台湾での権利を取得し、日本では2023年4月より「タバリス」として販売を開始している。

 慢性特発性血小板減少性紫斑病(慢性ITP)は、血小板数が10万/μL未満に減少し、出血しやすくなる指定難病である。日本国内の患者数は約1.7万人で、年間の新規発症は10万人当たり2.16人と報告されている。キッセイ薬品工業は、パートナー企業との協働により本剤の権利許諾地域での開発を進め、慢性ITPの治療に貢献することを目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■上方修正を重ねる銘柄群が相場の主役に  同コラムは今週、ダブルセット銘柄、トリプルセット銘柄、フ…
  2. ■政治安定を好感、全面高期待が再燃  超短期決戦だった衆議院議員選挙が、昨8日に投票され即日開票さ…
  3. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  4. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  5. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  6. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る