【株式市場】前場の日経平均は121円高、欧州株の堅調など好感、銀行株や防衛関連株など商盛

◆日経平均は3万9296円11銭(121円86銭高)、TOPIXは2772.78ポイント(5.88ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は9億4780万株

 2月18日(火)前場の東京株式市場は、ドイツDAX株価指数の最高値など欧州株式の堅調推移などが好感され、日経平均は総じて堅調に推移。午前10時20分ににかけて214円高まで上げ、前引けも121円高だった。台湾で防衛費拡大の動きがあることやEUとロシアの関係などを受け三菱重<7011>(東証プライム)などの重工株が商盛。日銀の利上げが意識され三井住友FG<8316>(東証プライム)など大手銀がそろって高値を更新。日産自<7201>(東証プライム)など自動車株もしっかり。

 キオクシアHD<285A>(東証プライム)が2日連続大幅高となり黒字決算など連日好感。ミガロHD<5535>(東証プライム)はストップ高となり前日までの2日連続ストップ安からテクニカル妙味など言われて急反発。サンウェルズ<9229>(東証プライム)は業績下方修正後の下げ一巡とされ上場来の安値圏から出直り拡大。ウインテスト<6721>(東証スタンダード)は検査装置用の光源新製品など期待されて大幅出直り。ワシントンホテル<4691>(東証スタンダード)は業績予想の増額修正、増配など好感され5年ぶりの高値。イタミアート<169A>(東証グロース)は生成AI活用の新事業3など期待する相場が衰えず急反発しストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は9億4780万株、売買代金は2兆2183億円。プライム上場1640銘柄のうち、値上がり銘柄数は795銘柄、値下がり銘柄数は775銘柄。

 東証33業種別指数は16業種が値上がりし、電力ガス、輸送用機器、機械、鉱業、陸運、繊維製品、銀行、空運、サービス、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る