【株式市場】日経平均は196円高、後場円安傾向となり一時334円高まで上げる

◆日経平均は3万9270円40銭(196円15銭高)、TOPIXは2775.51ポイント(8.61ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は18億2711万株

 2月18日(火)後場の東京株式市場は、前日から1ドル151円台で推移してきた円相場が昼過ぎから152円台に入り、円安を好感する形でトヨタ<7203>(東証プライム)などが一段強い値動きとなった。日経平均は寄り後に前場の高値を上回り、13時に3万9500円台に乗り334円高まで上げ、大引けにかけてはダレ模様に転じたが2日続伸となった。キオクシアHD<285A>(東証プライム)が一段と上げ黒字決算など連日好感。前場に続き三菱重<7011>(東証プライム)などの重工株や三井住友FG<8316>(東証プライム)などの銀行株が売買活発だった。

 後場は、高砂香料<4914>(東証プライム)が一段と上げ大幅増益の四半期決算など再評価。アライドテレシスHD<6835>(東証スタンダード)も一段と上げ四半期決算と自己株消却など好感。ウインテスト<6721>(東証スタンダード)も一段と上げ検査装置用の光源新製品など材料視。鈴茂器工<6405>(東証スタンダード)も一段と上げ直近数日の下げを切り返して高値更新。True Data<4416>(東証グロース)も一段高となり四半期大幅増益に加えAI関連サービス納入などでで直り拡大。カオナビ<4435>(東証グロース)とベースフード<2936>(東証グロース)はTOBで急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は18億2711万株(前引けは9億4780万株)、売買代金は4兆3534億円(同2兆2183億円)。プライム上場1640銘柄のうち、値上がり銘柄数は930(前引けは795)銘柄、値下がり銘柄数は664(同775)銘柄。

 東証33業種別指数は18業種(前引けは16業種)が値上がりし、値上がり率上位は、銀行、電力ガス、空運、陸運、鉱業、機械、輸送用機器、保険、建設、繊維製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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