【株式市場】原油安などで海運や自動車など高く日経平均は6日続伸基調

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万739円83銭(88円91銭高)、TOPIXは1667.96ポイント(5.02ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億90万株

チャート15 21日前場の東京株式市場は、対ドルでの円安が3連休中の海外で進んだことなどが好感されてファナック<6954>(東1)などが高くなり、日銀の議事録公開を受けて大手銀行株なども堅調で、日経平均は朝方に119円10銭高(2万770円02銭)まで上げて6日続伸基調となった。日経JASDAQ平均は2006年以来の高値を3日連続更新した。

 原油価格の低下を受けて海運、空運株が堅調。東芝<6502>(東1)は不適切会計に関する第三者委員会の報告書の概要など発表し、ひとまず懸念出尽しとされて出直り高となり、九州電力<9508>(東1)が川内原発1号機の8月中の運転再開などを材料に年初来の高値など、電力株が全国的な猛暑と電力需要の拡大見込みなどから軒並み高。大塚ホールディングス<4578>(東1)などの薬品株も堅調で、ネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)などのセキュリティ関連株も高く、翻訳センター<2483>(JQS)も高い。

 東証1部の出来高概算は10億90万株、売買代金は1兆555億円。1部上場1890銘柄のうち、値上がり銘柄数は1151銘柄、値下がり銘柄数は569銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■60億円の設備投資と記念商品で90年の歴史を祝う  ニッカウヰスキーの創業90周年を機に、アサヒ…
  2. ■12フィートコンテナ80個積載、迅速な物資輸送を実現  センコーグループホールディングス(センコ…
  3. ■主要アパレルブランドのさらなる成長と周辺事業への拡張を目指す  三井物産は6月3日、アパレルブラ…
2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■熱中症予防対策で家電メーカーや家電量販店も注目  今週の当コラムでは、「確トラ」と「もしハリス」…
  2. どう見るこの相場
    ■予想可能性相場は意外とロングランとなる可能性も  「一難去ってまた一難」である。前週7月第3週は…
  3. ■割安な6銘柄が33%上昇!今後も高騰期待株続々浮上  東証の集計によれば、2005年以降、今年7…
  4. ■サマーラリー目前!投資家は今こそ2年スパンで考えるべき  「株価は半年先を予測する」といわれる。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る