【株式市場】日経平均は一時253円安だが感染者数速報を境に回復しTOPIX、マザーズ指数は堅調になり反発

株式

◆日経平均は2万5634円34銭(93円80銭安)、TOPIXは1726.41ポイント(45.76ポイント高)、出来高概算(東証1部)は後場増加し13億6824万株

 11月19日(木)後場の東京株式市場は、昨18日と同様のパターン(新型コロナ感染者数の速報を受けて一段安)が警戒され、日経平均は13時頃にかけて253円20銭安(2万5474円94銭)まで一段安となった。一方で、トヨタ自動車<7203>(東1)は後場寄り直後を安値に回復傾向となり、資生堂<4911>(東1)も13時頃から急速に回復。感染者数は東京都が連日最多の534人と伝えられたが、昨日と逆に全般持ち直した。日経平均は2日続落だがTOPIX、東証マザーズ指数は反発した。

 後場は、NTT<9432>(東1)がドコモへのTOB成立など材料に一段と強含み、ドコモに代わって日経225種採用のシャープ<6753>(東1)は本日の高値圏で推移。ギフティ<4449>(東マ)はお歳暮もデジタル化の時代とされ12月決算も期待され一段高。No.1<3562>(JQS)は正午に発表した中期計画が材料視されストップ高。

 東証1部の出来高概算は増加し13億6824万株(前引けは5億5452万株)、売買代金は2兆8636億円(同1兆759億円)。1部上場2176銘柄のうち、値上がり銘柄数は827(前引けは691)銘柄、値下がり銘柄数は1238(同1393)銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種(前引けは11業種)が値上がりし、値上がり率上位は、その他製品、陸運、建設、卸売り、機械、繊維製品、保険、その他金融、情報/通信、サービス、などとなった。(HC)

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