旭化成は「杭工事」事件の影響を含めずに通期見通しを減額したが堅調

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◆正午過ぎに第2四半期決算を発表し通期純利益を1060億円から910億円に減額

 旭化成<3407>(東1・売買単位千株)は6日正午過ぎに第2四半期の連結決算(2015年4~9月)を発表し、株価は後場寄り後に上値を指向して750.0円(17.7円高)と本日この時間帯までの高値をつけた。営業利益は前年同期比19%増加し、純利益は同5%減少。3月通期の純利益の見通しを従来の1060億円から910億円に減額し、「旭化成建材が施工した杭工事(中略)の影響額は現時点で合理的に見積もることが困難であり、業績予想に織り込んでいない」としたが、株価は14時を回っても堅調に推移している。

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